地産地消とは？
地域生産、地域消費の略称です。
地産▶︎地域で生産したものを
地消▶︎その地域で消費する
地元で生産された食品を地元で消費すること。
対象となるものは野菜・果物・肉・魚など。
地方のローカルフードを含んで呼ぶこともあります。
地産地消はいいこといっぱい！
- 新鮮な野菜が食べられる
- 流通コストの上乗せされていない価格で購入できる
- 食の安全につながる
- 地元や地域の食文化を知ることができる
- 規格外野菜などでも販売することができ、廃棄ロスが減らせる
- 地域の活性化に繋がる
- 食料自給率があがる
- 生産者と消費者のつながりができる
- 地球温暖化へのアクションになる
新鮮で安全な食品を
流通コストの上乗せのない価格でいただけて、
地域活性化にもつながるなんて素敵！
地産地消は温暖化対策にもなる
これは、
生産地から私たちの食卓やレストランまでの道のりの中で排出される二酸化炭素量がおさえられるからです。
道のりの距離が短ければ短いほど環境への負担が少ない。
だから、地産地消は地球温暖化対策につながると言えるのです。
たとえば、自転車で行ける地元の直売所でキャベツを買う時には、その過程で二酸化炭素は排出されていないけれど
アメリカ産のキャベツを買うならば、それは飛行機を使って運ばれてきたもの＝道のりの途中でたくさんの二酸化炭素を排出している、ということ。
いわゆる“フードマイレージ”という考え方です。
フードマイレージとは？
これはイギリスの消費者運動家・シティ大学ロンドン食料政策学教授のティム・ラング氏が提唱した概念です。
「食料の輸送距離」を意味し
食料の生産地から消費者の食卓に並ぶまでの輸送にかかった「重さ×距離」を表した指標です。
フードマイレージの数値が大きいほど、地球環境には負荷を与えているということ。
グローバル化はメリットばかりではない
例えば、ブラジルは世界最大の牛肉輸出国で、放牧地をつくるために熱帯雨林を伐採し続けています。
ブラジル産の牛肉をブラジル人だけが食べるのならば、こんなに熱帯雨林を伐採する必要はないはず。
フランスのボルヴィックの水源も枯渇の危機にあると言われていますね。
日本でもボルヴィックは売られていますが、日本のように自国でもおいしいミネラルウォーターを供給できる外国にまで輸出するほど、水を汲み上げる必要はあるのかな?と思ってしまいます。
日本は食料自給率が非常に低い
日本の食料自給率は約38%、残りの約62%を輸入に頼っています。
これを上げよう!と政府も力を入れています。
地産地消を意識しよう
新鮮で安全な食品を手に入れられるので、私たちにとっても地産地消はいいこといっぱい。
地産地消を意識することは、地球温暖化やSDGsといった世界の問題解決ともつながっています。
ぜひフードマイレージの少ない地産地消に取り組んでいきたいですね！
同じものなら海外産ではなく国産を選んでみたり、
旅行のお土産や道の駅で、その土地のものを購入するのは自分も楽しい！
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エネルギーも地産地消できる
食品だけでなく、エネルギーも地産地消できます！
海外から輸入した石油や石炭を燃やす＜火力発電＞で二酸化炭素を大量排出するよりも、
太陽光や水力など二酸化炭素を排出しない＜自分の国の自然エネルギー発電＞にシフトする。
二酸化炭素は地球温暖化の主たる原因。
エネルギーも地産地消することで
地球温暖化にアクションできます！
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