一人の人が一生で使うトイレットペーパーの量はどのくらいになるのだろうか?
一生消耗し続けていくものだから、なるべくエコフレンドリーなものを選べないか?
環境にやさしいトイレットペーパーとはどんなものか?
私が思いつく視点はこんな感じ。
- 再生紙を使っていること(再生パルプを何%含むか)
- 麦わらや竹など持続可能な代替素材を活用していること
- 芯が無いこと:ゴミを減らす観点から
- FSC(森林管理協議会)の認証材パルプを使用していること
- 無漂白であること:漂白を行う際に大量の有害な水が出る、薬剤や水の使用が増える点などを考慮すると環境に負荷がかかる可能性がある。ただし漂白剤を使用しないECF(elemental chlorine free)という手法で白さを保っているものも数多くあるので、白いからと言って必ずしも環境と身体に負荷があるものというわけではないらしい。
毎日2万7000本の木がトイレに流されている!
私たちの生活を支えるために世界で失われている木は、毎日約27万本。
その10%の2万7000本はトイレットペーパーによると言われています。
森林の劣化を抑えるためには、再生紙の使用割合を増やしていくことが手っ取り早いと思う。
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おすすめ❶TOP VALUEの再生紙トイレットペーパー
イオンのプライベートブランドTOP VALUEの再生紙トイレットペーパーは古紙パルプ100%。
お求めやすい価格と遜色ない使い心地でおすすめです。
新たにパルプを作るためには、原料となる木材を伐採しなければなりません。
それに対して再生紙のトイレットペーパーは、ピュア(バージン)パルプを使わず再生紙を利用している点でエコフレンドリーと言えますね!
ピュアパルプ?古紙パルプ?再生紙?
ピュアパルプ100%=パルプ100%。
これはつまり再生紙ではない=なにが原料に入っているか不明な古紙は使っていない。
つまり木を切って使っているということです。
再生紙にはチラシの塗料中に蛍光染料が入ったような紙を原料として製造された古紙も混ぜられているので(人体に問題のあるようなものではないはず。問題があったらすでに大問題になっているはず)
イメージの問題でパルプ100%がいい人にはどうぞという感じです。
これは価値観と好みだね~
おすすめ❷竹でできたトイレットペーパーbambooroll
古紙の混ざった再生紙に抵抗がある方は、こちらはいかがでしょうか?
竹のみを材料に使ったトイレットペーパー。
竹は世界で一番早く育つ植物でギネス世界記録に登録されており、循環型社会においてとても使いやすい植物。
私も竹製歯ブラシを愛用して、脱プラスチックの一助にしています。
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もっと気軽に手に入り、安価なものはたくさんあります。
しかし大手メーカーは環境負荷と引き換えに大量生産がゆえの安価を実現できているという事実もある。
買い物は投票だから
”一円でも安いものを!”というのも、一つの価値観として否定はしない。
でも、
もしなんとなく~で物を選んでいるのだとしたら、
”環境に配慮した商品””持続可能な社会づくりに前向きな企業”を応援するという意味で、
消耗品ひとつとっても、それを選ぶ意味を考えながら、自分の納得できるものを選ぶのもまた楽しいこと!
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