私たちは忘れてはいけない。
毎日ごみを回収してくださるスタッフの方がいてくださるおかげで
私たちは快適に生活できていということを。
人は一人では生きていけない。
こういうところでもそれを強く実感する。
しかし感謝すべき作業員さんのこんな声が掲載された記事を読んだ。
一度いらないと思った物は、もうどうでもいいんでしょうね。
その先にそれを処理する人間がいることなんて考えていない。
日本人はマナーがいいなんて嘘!
自分たちの違反ごみのせいで作業が滞っているのに、『こんなところに収集車を停められたら邪魔だ!』という罵声を浴びせられることも。
いつもの時間にごみ収集車が来ないと『臭いから早く持って行け』という電話がくることもあります…
マナーを守らず配慮のないごみの捨て方をしている人がいると、
作業員さんは日々けがをしたり、不快な思いをしたり、火災のリスクにさらされることになる。
誰が捨てたかなんてどうせわからないから…?
自分の大切な人にそんな自分を見せられますか??
こちらの記事がとても勉強になったので、読み終えて、私たちが気をつけるべきことをまとめてみました。
最後まで読んでいただければごみの捨て方への姿勢がきっと変わります。
ごみを捨てる際に私たちがすべきこと
袋が重くなり過ぎないようにする
今までレジ袋をごみ袋にしていた人は、レジ袋が有料化になって以来
ごみ袋を自分で調達するようになったので、一枚の袋になるべくぎゅうぎゅうに詰めたくなる。
気持ち、わかります。
でも
自分が持って『重い』と感じるなら、それは作業員の我々も同じく重いのです。
何個も何個も重いごみばかり出されると身体が持ちません
【私たちがすべきこと】
- 持ち上げるのも大変なくらいの重さになってしまうようなら、45リットルの袋をパンパンにせず、小分けにして出すのも思いやりの一つ。
- 生ごみや水分を含んだごみはしっかり水気を切って出す。
これも、ごみのかさと重さを軽減できる工夫の一つですね!
汁が飛んだりホコリが舞ったり…触れると危険な衛生用品も、袋を二重にして袋の口をしっかり縛る
ごみ収集車に積み込まれてたごみ袋を取り込む回転板に、
水気を十分に切らないまま大きなごみ袋いっぱいに捨てられた生ごみや、
ホコリを吸った掃除機の紙パック、使い終わったマスクや鼻かんだティッシュが含まれていると
中の汁や汚物、ホコリ、ウイルスが圧力で飛び散り、
前に立っている作業員がそれらを浴びることになる。
処理せずそのまま捨てられた天ぷら油が飛散したりもする。
汁が底にたっぷり溜まった45リットルの大きな袋を目撃するすることも増えました!
ウイルスが飛び散る可能性も大いに考えられる!
【私たちがすべきこと】
- 生ごみは水気を切って捨てる
- 生ごみ・ホコリを吸った掃除機の紙パックなど飛び散ると不快なごみ、又使用済みマスクや鼻をかんだティッシュなどは袋を二重にして出す配慮も
- 使用済みの油をそのまま出さない
割れ物や尖った物を出す時は、怪我をしないように紙など貼ってわかりやすくしておく
ガラスや割れ物を不燃ごみに紛れ込ませるなんてもってのほか!怒
トゲのある枝、焼き鳥の串やつまようじも
そのまま捨てると作業員さんに大けがを負わせる可能性大!
割れたガラスがごみ袋に入っていて知らずに掴んで大怪我をした仲間がいました
焼き鳥の櫛も凶器です。何度も怪我しました!
【私たちがすべきこと】
- 割れ物は新聞紙や厚紙で包む
- 鋭利なものが含まれたごみ袋には、裏紙などを使って大きな赤い文字で『割れ物あり』『串注意』などと書いて貼りつけ、作業員さんが怪我をされないようにお知らせしましょう!
引火、発火で火災のリスクにさらされている
ガスボンベやスプレー缶、ライター、モバイルバッテリーなどに使われているリチウムイオン電池などが
不燃ごみなどと混ぜられて捨てられていたらどうなると思う?
ごみ収集車に積み込まれたごみ袋は、強いパワーでつぶされる。
なんでも1000袋をあの車内に詰め込めるのだそうで、そのくらいの圧で潰すのだから
硬い電池やガスボンベも例外なく押しつぶせてしまう。
マナーのない人が紛れ込ませていたガスボンベやライターがそこに含まれてしまっていたら、
残っていたガスが漏れたり、乾電池のショートなどによって、引火して火災が起きることも考えられる!
【私たちがすべきこと】
- 市区町村のホームページに掲載されたルールに従って正しく分別する
- 分別の仕方に迷う物品は適当に出さない
- 捨て方のわからないものは自分の街のホームページで確認しよう。
まとめ
ゴミを回収してくださるスタッフの方がいるから生活できているということを忘れないで。
その感謝は心で思うだけでなく、全員が行動で示さなくてはならない。
一人一人がちょっと気を付ければ全部解決できること。
どれも全然難しいことじゃないから、
全員が確実に徹底していこう。
ごみ捨てマナーは、義務教育で教わるべきレベルでとても大切なこと!
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