こちらの記事で、<フードロス>のお話をしました。
廃棄される食糧を減らす取り組みとして、私たちの生活の中でぜひ広げていきたい文化
<ドギーバッグ>について
今日は考えてみたいと思います。
ドギーバッグって何?
ドギーバッグとは、飲食店での食べ残しを持ち帰ること。
レストランでつい注文しすぎて食べきれなくなってしまったこと、ありませんか?
- もったいない…
- 持って帰れたらなぁ…
と思ったことのある人も多いのでは?
そういう時に、「うちでいい子に留守番している飼い犬(ドギー)に食べさせたいの」という建て前で残り物を詰めてもらったのが、ドギーバッグということばの由来だそう。
アメリカや中国・台湾では一般的に行われています
一皿の量が多いアメリカでは、ドギーバッグ文化はとても一般的。
高級店であっても、スタッフさんの方から持ち帰る?と声をかけてくれます。
もし、この食べきれなかった料理を持ち帰ることができれば
私はフライトでアメリカへ行った時、
ステイ先で行ったレストランのドギーバッグを翌日の機内食代わりにいただいています。
だけど、日本でドギーバッグはあまり一般的ではないよね。
日本ではなぜドギーバッグしないのか?
日本でドギーバッグの文化が広まらないのは
店側は「衛生上の問題で不具合があった場合の責任を負いたくないから」という理由で
客側は「恥ずかしいから」「断られたら嫌だから」という理由で
双方にドギーバッグを受け入れづらい意識が強いからだと思います。
客側には勇気が求められるから
お金を払っている以上、食べ物の所有権はあなたにあると思わない?
料理を入れるための箱がないという理由でもなければ、ドギーバッグすることを断られる筋合いはないとさえ思う。
テイクアウトがこんなに当たり前になった今、ほとんどのレストランには料理を入れるコンテナの用意だってたいていはあるのではないか。
だけどお願いするのには勇気がいる。
断られたら恥ずかしい
そういう思いをするかもって不安だから
料理はもったいないけれど
そんなストレスを感じるくらいなら
残して帰った方が楽ちん。
きっとそんな感じ。
店側はリスクが大きいから
お店から持ち出した後の品質管理は自己責任。
たとえ持ち帰った後に食品が傷んで食中毒になったとしても、
店側に過失や責任を問われる場合は少ないだろう。
けど、それでも店側がドギーバッグに好意的でないとしたら
店側はそんなごたごたに巻き込まれることによるイメージダウンや労力を懸念しているのかもしれない。
お客様は神様だと思っているユーザーが、
万が一自分の保管状態が悪かったせいで食中毒などになったにも関わらず、
店側に責任を求めてくるなんてことは確かにそうだものね。
【まとめ】双方が”客側の自己責任”という共通認識を持って、店側からも声掛けを
店側も客側も全員が店から持ち出した後の品質管理は自己責任という認識が当たり前になれば、
店側も受け入れやすくなる。
こういった文化はもっと広まり、スムーズに行われるようになるためには
客側の私たちがなんでも人や社会のせいにする大人ばかりでは浸透しないのだ。
そして店側は、残してしまった客に「ドギーバッグしますか?」と聞いてあげて欲しい。
そうすれば客側は恥ずかしさやストレスなく持ち帰ることができる。
ドギーバッグは、客側と店側で「食べ物を大切にする」そして「もったいないという気持ち」を大切にする素敵な文化!
これからもっと当たり前に浸透するとうれしい!
でもまずはレストランでは食べきれる量をスタッフさんと相談しながらオーダーして、
頼み過ぎて残してしまわないことが本当は一番大切!
ドギーバッグ用MYコンテナおすすめ2選
食べ残してしまった料理を持ち帰りたい時、自分でコンテナを持っていればよりサスティナブル!
私はこちらを使っています。
アメリカだとオーダーを調整しても残ってしまいがちなので…
どちらもドギーバッグ以外にも使える汎用性があってお気に入り!
おすすめ❶折りたためる3WAYフードボックス mottECO
おすすめ❷stojo(ストージョ)BIGGIE 16oz/470ml折り畳みマイカップ/マイタンブラー
興味を持っていただけたらうれしいです♡
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