これが私のスタイルです!
”肉と乳製品を控えて、魚と卵は食べるライト・ペスカタリアン”
をベーシックなスタイルにしています!
私の好きな食べ物は和牛とお寿司。
好きなものは我慢したくないし、
お魚や卵が健康や美容にもたらしてくれる効果は無視できない。
だから、お肉やお魚を一切食べないヴィーガンにシフトをするのは
今の私にとってはまだ現実的ではないと感じています。
その結果行き着いたのが、こんなスタイルでした。
肉を食べる量を減らしてみた
以前こちらの記事で、畜産が地球環境にさまざまな問題をもたらしているというお話をしました。
- 畜産が地球温暖化を加速させる大きな要因になっていること
- 私たちがいただく食肉の確保のために、ものすごい量の森林伐採が行われていること
- 世界には飢餓で苦しむ人が8億人以上もいる中で、大量の穀物が人ではなく家畜のえさに優先的に回されているという人権問題など…
畜産はサスティナブルな=持続可能な食生活スタイルではない、という話でした。
こういった問題に何かアクションを起こしたいと思った時
最初に始めやすい食生活スタイルに、”ペスカタリアン”というスタイルを知りました。
ペスカタリアンとは?
ペスカタリアン、またはペスコ・ベジタリアンと呼ばれる食生活をご存じですか?
一般的にベジタリアンやヴィーガンは「お肉もお魚も食べない」のに対して
ペスカタリアンは「お肉は食べないけど、お魚は食べるよ!」というスタイルです。
今まで当たり前のように動物性食品を食べてきた私たちにとって
動物性食品を完全に排除するのはハードルが高いですが、
ペスカタリアンはこういった問題に何かアクションを起こしたいと思った時に
最初に始めやすい食生活スタイルだと思っています。
私が食べるもの、食べないもの
食品は
①オーガニック*を中心に
②フードマイレージ*を意識してなるべく国産品を
選ぶようにしています。
ビオセボンやナチュラルハウス、Picardやファーマーズマーケットで
購入することが多いです!
ペスカタリアンが気をつけるべきことは?
原則、ペスカタリアンは卵はNG。
でも私はOKにしています。
お魚の過剰摂取による心配点もあるため、お魚に偏り過ぎない食生活にしたい
というのがその理由。
懸念点①魚介類に含まれる水銀などの有害物質
お魚には少なからず水銀やポリ塩化ビフェニル、ダイオキシンなどの有害物が含まれていると言われています。
通常の摂取量であれば健康被害の可能性は低いとのことですが、
日本の厚生労働省でも
「妊婦さんにはマグロは週に1回(80g)まで」
など摂取上限を設けている点を鑑みると
摂取量は少なからず意識する必要があるのかな?
というのが私の個人的な感想。
食物連鎖を繰り返すことでこれらの有害物質の濃度が上がる
つまり水銀などの有害物質は
食物連鎖の上の方にいる大きな魚に特に多く含まれるそうです。
懸念点②お魚に含まれるマイクロプラスチック
マイクロプラスチックという言葉をご存じですか?
私たちが使うプラスチック製の食器洗い用スポンジの破片や、誤って使い捨てコンタクトレンズを排水口に流したり、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維の衣服を洗濯した時など、
家庭の排水口から流れ出て、細かすぎて下水処理センターで除去しきれずに海へ流出してしまうプラスチックのことを”マイクロプラスチック”と言います。
海に浮遊するマイクロプラスチックの数は、もうじき魚の数を超えると言われるほどの量。
魚たちが誤飲してしまい、生態系も脅かしています。
そのお魚をいただいている私たちの体内にも取り込まれていると考えると…?
マイクロプラスチックが人体に及ぼす影響はまだはっきりとわかっていませんが
体内に取り込んだマイクロプラスチックが蓄積されると思うと…という話です。
ちなみにマイクロプラスチックが含まれているのは魚だけではなく
農作物の栽培に使われる水などを通して様々な食品や飲料に含まれており、
現代人は一人当たり毎週クレジットカード1枚分のプラスチックを体内に取り込んでいる
という研究があるそう!
まわりの人への気遣いのほうが大切
一緒に食事をする家族や友だちに気を使わせないこと、
それは自分の食生活を守ること以上に大切なこと!
それに、
みんなが食事を楽しんでいる席で「あれはダメ!」「これも無理!」とうるさい人間なんて
まったく素敵じゃない。
スノッブにならないように気をつけています。
人に強制をしないこと。
価値観は人それぞれ、
ということも忘れないようにしたい!
ベジタリアンの定義は色々
ヴィーガンはベジタリアンの一種であり
ベジタリアンの種類は幅広いということを、こちらの記事で書きました。
健康・環境への配慮・動物愛護・宗教etc…
ベジタリアンになる理由はそれぞれで、種類の定義は幅広い。
そのどこに属するかは、自分が決めればいいこと。
まとめ
”お肉や乳製品は減らしながら、時々はいただきます”
という柔軟なスタイルが今の私のベース。
みんなとの食事の時は何でも美味しくいただき、まわりへの気遣いを忘れない。
自分もまわりも心地よく暮らせてこそサスティナブル=持続可能
だと思っています!
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