日本は世界で一番ビニール傘を消費している国らしい
折りたたみ傘の使用率は、
世界平均55%に対して、日本では21%。
なぜこんなに低いのか?
それはたぶん、ビニール傘が安くてどこでも手に入るから
以前ロンドンの街中を歩いている時に突然の雨に降られ、
なかなか傘が手に入らなくて焦った。
そして雨の中10分以上歩いてやっと見つけたファーマシーで買えた折りたたみ傘も、
日本円で約2500円と、突然の出費にしては安くない買い物だった(私にとっては)。
日本では駅のキオスク、コンビニ、スーパーなど、どこでも売ってるよね!
そして傘をなくしてもほとんどの人が取りに来ないからだ
電車の忘れ物の約3割は傘なのだそう。
しかしその傘を取りにくる人や遺失届を出す人は全体の2%とか。
つまりビニール傘を電車で忘れる人の100人のうち、98人は忘れたビニール傘の所有権を放棄しているというわけだ!
だから忘れられたビニール傘たちは捨てられる。
ビニールと鉄をつなぐ接着剤が強すぎて、
リサイクルには向かないのだそう。
もうビニール傘は買わない!そのための対策
雨予報の日は傘または折りたたみ傘を持っていこう
家を出る時は降っていないけれど、午後から降水確率40%みたいな日。
荷物を増やしたくなくて、雨が降られないことを祈って出かけたけれど、
結局降ってコンビニでビニール傘を買って帰るとか、きっとみんなそんな感じだよね。
雨予報の日は持って出かけよう。
そしてどこかに忘れてこないこと!
今持っている傘を自分好みにデザインしてみよう
今あなたの家の玄関先にはすでに持っている傘があるだろうから、まずはそれを使おう。
それがビニール傘であろうとも。
もしかしたらこんな風にひと手間加えるだけで、
玄関先に溜まっているなんの思い入れもない傘が
早く持って出かけたくなるようなお気に入りに格上げされるかもしれません!
①ビニール傘に耐水・耐熱シールを貼り付ける
貼り付けるだけで簡単。
耐水・耐熱性のあるシールなら、雨や日に当たってもすぐに剥がれることがありません。
②ビニール傘に耐水性絵の具でイラストを描く
自分で自由にイラストや模様を描くことができるので楽しい。
小学生の頃のわくわくを思い出して、
カラフルな水玉でも、世の中へのメッセージでも、お好みで!
③マスキングテープを持ち手に巻く
マスキングテープは水分に強いので、傘との相性はgood。
柄の選択肢もたくさんあるし、
飽きたら他の柄のマステに貼り替えることだってできちゃいます。
雨の日が待ち遠しくなるくらいお気に入りの傘を手に入れよう
今持っている傘たちが寿命を迎えたら
雨の日が待ち遠しくなるくらいお気に入りの傘をぜひ手に入れよう。
そうしたら雨の日のお出かけも楽しくなる。
お気に入りだからなくすまい、と気をつける。
もしどこかに忘れてきてしまっても、きっと遺失物として届けるはず。
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