竹歯ブラシで、年36億本捨てられているプラ製歯ブラシに立ち向かう

世界で一年間に捨てられている歯ブラシの量は約36億本


そしてそのほとんどが、おそらくプラスチック由来の成分でできている。

使い捨てられる運命なのは仕方ないとしても、

これをプラスチックフリーに置き換えることができたとしたら

環境への負荷軽減にはきっと大きなインパクト。

そう考えてたどり着いた今の私の答え。



竹でできた歯ブラシがあるらしい


従来のプラスチック製歯ブラシと比べて不便に感じることがあるとしたら、

  • 最も安価なプラスチック製歯ブラシと比べると、価格が少し高め
    (とはいっても+¥200くらい)
  • リアル店舗では売っているところが少ない(Amazonでは翌日には届く)
  • 湿度の高い場所に保管するとカビが発生する恐れがある(使用後は風通しの良いところで保管しよう)


しかし、竹の歯ブラシにはこんなデメリットを上回って余りあるほどのメリットがあるので、

私はもうこの先プラスチック歯ブラシを買うことはないだろう。

急なお泊りでもないかぎりは。



なぜ竹なのか?


  1. 伐採してもまたすぐに生えてくるから
    竹の成長スピードは地球上の植物でもとりわけ速く、
    たいていの木は成木になるまで10年以上かかるところ、竹なら3年程度。
  2. 自然に生えるので、畑を作ることも農薬も必要がない
  3. 一般的な植物に比べて、30%以上もの二酸化炭素を吸収する


木の成長スピードよりも伐採するスピードが上回ってしまったら

持続可能とは言えないもんね!

さらに環境にも負荷をかけずに

空気もきれいにしてくれるなんて…偉い!



おすすめ竹歯ブラシ2選


持ち手部分は竹製でも、ブラシ部分の素材は商品によって色々。

徹底的に環境負荷に配慮したいならナイロン610がBESTチョイスだけど

毎日使うものだから、値段と使い心地に自分が納得できることもとても大切。


おすすめ❶mana. ORGANIC LIVING

【価格】¥450(税込)

【サイズ】全体21cm、ヘッド2.4cm
【素材】
(本体)FSC認定オーガニック竹100%
(ブラシ)BPAフリーナイロン6

【特徴】

  • FSC認証*竹を使用
    (FCS認証:適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や回収材など、責任を持って調達された原材料から生産された製品に付けることのできる認証ラベル)
  • 防虫剤・防腐剤・防カビ材などの化学薬品不使用
  • プラスチック製のブラシはペンチなどで引っこ抜くことができ、捨てる際の分別が簡単にできるようになっている



おすすめ❷MiYO ORGNIC

【価格】¥350(税込)

【サイズ】全体18cm、ヘッド2cm

【素材】
(本体)無添加孟宗竹
(ブラシ)ナイロン610:BPAフリー

【特徴】

  • 日本人の口腔サイズに合う小さめヘッドが使いやすい
  • 磨きやすく心地よい使用感
  • 価格がお手頃
  • 漂白剤・防カビ材不使用の完全オーガニック製法(超音波と紫外線で殺菌消毒を行っています)
  • パッケージには竹紙100%を採用
  • 売上の一部を、環境保全のために寄付しています。



しかし私は電動歯ブラシも愛用している


手動の歯ブラシに比べて段違いで歯がツルツルになるので、

私は電動歯ブラシも併用しています。

  • 歯の健康維持という観点
  • 交換するのはヘッド部分だけで持ち手部分は使い捨てではないので、
    手動のプラスチック歯ブラシと比べれば消費するプラスチック量は半分くらいは減らせている

という2点を、自分の中の落とし所にしています。

0か100で考えなくていい

無理して全部をサスティナブルに変えなくては!と無理する必要はない。
一人ひとりができることをできる限りやればいい。
わずかな変化でも、それが集まれば大きな効果になるのだから
まずは自分が無理なくできること、心地よくできることから

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